青木繁「海の幸」オマージュ展
2015年11月10日
1904年ごろ、青木繁・福田たね・森田恒友・坂本繁二郎の4名が房総 布良に滞在。青木繁の「海の幸」はこの地の漁家で船主でもある小谷家にて描かれました。
この小谷家が経年による老朽化で修理が必要となり、その修理と保存を目的としたNPO法人「海の幸」会が発足いたしました。
5年が経ち今年は10回展京都・11回展東京・12回展福岡・そして13回展はさいたま市の彩光舎で開催の運びとなりました。
今回の展覧会には86名の先生方がこの主旨にご賛同いただき力作を提供してくださいました。
展覧会が無事開催できたことはご出品いただいた先生方のご協力と励ましによるものと彩光舎一同深く感謝いたしております。
小谷家住宅の修復も順調に進み、来春にはその家屋を皆様にお披露目できる予定と伺いました。
この小谷家住宅の補修、保存に多大のご支援とご協力くださりました皆様に暑く御礼申し上げます。
ありがとうございました。
青木繁についての講演会。お話をして下さったのは元NHKプロモーション社長で洋画家の武田光弘さんです。
たくさんのお客様にお越しいただきました。
青木繁と近代絵画についての講演も。こちらは埼玉近代美術館学芸員の鴫原さんに解説をしていただきました。
展覧会オープニングにはバリトン歌手の吉武大地さんミニコンサートも開催されました。
青木繁について深く理解できた楽しい企画となりました。